第2図 柏崎市荒浜の諏訪神社の鳥居の破損 鳥居は笠木と貫が落下し,東北東側の柱が貫の部分から破断した.落ちた柱より外側の貫もしくは笠木が,隣接する石碑の頂部に当たって,石碑は途中から折れた. |
第3図 半壊した諏訪神社(柏崎市荒浜) |
第4図 半壊した法華寺(柏崎市荒浜) |
第5図 石碑の頂部の南側の綾には,落下した貫もしくは笠木が当たって損傷痕ができている. |
第6図 折れて落下した東側の柱の貫より上部.南側の破断面は汚れていて,今回までにひびが入っていた. |
第7図 西側の柱の上部.貫の下および柱の頂部には剥離痕が認められるが,いずれも汚れていて,今回以前の傷であることがわかる. |
第8図 折れて落下した東側の柱の貫より下の部分.貫の下には新鮮な剥離痕があるが,南側の破断面は汚れていて,今回までにひびが入っていたことがわかる.. |
第9図 東側の柱の基部とその周囲の土台には損傷痕は認められないが,南側に古い損傷痕がある.土台の北西角の傷は新鮮で,今回できたものである. |
第10図 西側の柱の基部.北側1/3に,斜めにひびが入っている.ひびの縁は新鮮であるが,ひびの隙間の中は汚れていて,以前にできた傷である. |
第11図 柏崎市荒浜の蓮華寺墓地の墓石損傷状態 谷の部分では損傷は少ない(下左,下右の奥)のに対して,道路沿いの高い部分では被害が大きい.東南東もしくは西北西方向に転倒しているものが多い. |